Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
『・・・家の中へお入り。詳しい話は家の中でしよう』
モールが声を掛ける。
私達は、その小屋の中へと入った。
小屋の中は、テーブルと小さな棚が置かれているだけで、他は特に変わったものはない。
椅子に座るように促され、私達はその通りに座った。
『少し待っていてくれ。今、楽譜を持って来よう』
そう言うと、モールの姿がふわりと消えた。
「・・・しかし驚いたな。この森がこんな風になっていたとは・・・。やはりリオンがこの世界に来たのには、訳があったようだな」
モールが消えた後、ウェインが口を開く。
「訳って・・・?」
「この世界を救うため・・・。その為に偉大なる魔法使いが呼んだのかもしれない」
私がこの世界を救うため、ルリさんに呼ばれたって事・・・?
「どうして、私なの?」
「さあ・・・そこまではまだ分からないが・・・」
その後、会話が続く事はなかった。
モールが声を掛ける。
私達は、その小屋の中へと入った。
小屋の中は、テーブルと小さな棚が置かれているだけで、他は特に変わったものはない。
椅子に座るように促され、私達はその通りに座った。
『少し待っていてくれ。今、楽譜を持って来よう』
そう言うと、モールの姿がふわりと消えた。
「・・・しかし驚いたな。この森がこんな風になっていたとは・・・。やはりリオンがこの世界に来たのには、訳があったようだな」
モールが消えた後、ウェインが口を開く。
「訳って・・・?」
「この世界を救うため・・・。その為に偉大なる魔法使いが呼んだのかもしれない」
私がこの世界を救うため、ルリさんに呼ばれたって事・・・?
「どうして、私なの?」
「さあ・・・そこまではまだ分からないが・・・」
その後、会話が続く事はなかった。