Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
思いがけぬ行動
連れて来られたのは、小さな滝が流れている場所だった。
白糸のように水が落ちて、かすかにかかる水しぶきが気持ちいい。
「お前を探している時に見つけたんだ。水の落ちる様を見ていると気持ちが落ち着くだろう?」
「川の上流はこんな風になっていたんだね。知らなかった」
座れそうな石を見つけ、腰掛ける。
私の座った横にウェインも座る。
ちょっと近くて私の肩が腕に触れ、その瞬間に私の心臓は跳ねた。
ドキドキはいつまでも収まらなくて、いつの間にか顔も火照っている。
気付かれたくなくて、ウェインの顔を見ないように滝の方向を向いていた。
白糸のように水が落ちて、かすかにかかる水しぶきが気持ちいい。
「お前を探している時に見つけたんだ。水の落ちる様を見ていると気持ちが落ち着くだろう?」
「川の上流はこんな風になっていたんだね。知らなかった」
座れそうな石を見つけ、腰掛ける。
私の座った横にウェインも座る。
ちょっと近くて私の肩が腕に触れ、その瞬間に私の心臓は跳ねた。
ドキドキはいつまでも収まらなくて、いつの間にか顔も火照っている。
気付かれたくなくて、ウェインの顔を見ないように滝の方向を向いていた。