終わりの鐘
「知らないからね……
もう帰るよ……」
トン
肩を叩いて倉庫の外に出た
「「「さよならっ」」」
「うんバイバイ」
「羽音……?!」
目の前からやってきた傷だらけの獣に驚く
聞こえてない…
足を引きずりながら獣は寝ぐらに帰っていく
「羽音っっ…」
つかまえて肩をゆする
h「ん?
どした心…」
「どしたの…
羽音」
h「ちょっとやばい奴等に捕まっただけだよ…
帰るんだろ?
またな…」
そう言ってまた帰る