初恋同士
「7番は…あっ、窓側一番後ろだ…」


やった…っ!


私が密かに喜んでいると璃子が私の席にやってきた。


「雪菜ー、何番だったー?」


「7番、窓側一番後ろ!」


「わっ、めっちゃいい席じゃん!」


「璃子は?」


「13番」


「あっ、離れちゃったね…」


「ホントー!雪菜と近くが良かったな」


「私も璃子と近くがよかった。」


「寂しいなー、でも机動かさなきゃ、またね」


「うん」


璃子はすこししょんぼりして、机を動かしに行った。


「あっ、私も動かさなきゃ」


私は机を持って7番の席についた。


近くの人誰だろ…


そんなことをかんがえていると、如月くんがこっちに机を持って歩いてきた。


如月くん、近くなのかな?


如月くんは私の前の位置に机を置くとそこに座った。


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