俺様社長の一途な誘惑
「社長、佐倉さん出てきてますが、まるで別人ですね、あれで判別したなら、社長の愛も本物です」
そんなにも?
しかしあのときの佐倉の姿が
目に焼き付き今までの行いがどれほど無意味だったのか・・・
俺には佐倉しか考えない・・
「佐倉さん今日もカフェテリアにいますよ、見つけられたなら」
急いでかけおり
カフェテリアに行った
謝るんだ今はそれしか考えてない
とにかく見つけるんだ
辺り見回したって検討もつかない
そうこうしていたら
また捕まった
栞の近くに陣取った取り巻きの中へ社長を座らせ
「社長、何かお探しですか?」
「あぁ、佐倉見かけなかったか?」
「佐倉さんって退職したんでしょ?」
「社内の風紀乱したとかで・・・」
なんにも聞いてない
俺にはまだ来ないが・・・
一方横でそういう話聞いていた栞のグループまあ大声って社長に聞こえるくらいに
「佐倉の気持ちを踏みにじるって社のトップがすることか?あのゴタゴタした次の日に社長の挙式案内状を会社の机におくか?」
「そうよ、別れたいんなら目の前ですればいいのに・・・気持ち考えない?」
「変な社内メールを俺達に同時送信しやがって、付き合っていたらわかるだろ?佐倉のどこが男をたぶらかしている?付き合ってわかっただろ?優しい佐倉だと、わざわざ俺達にまでメールする必要あるのか、あの社長は・・・・」
「わざわざ新しいアドレスにしたって言ってたて、社長のすることがわからない」
俺?結婚?誰と?
挙式すら知らないぞ