黒の翼に恋されて
プロローグ
私の名前は鈴宮 麗 (すずみや れい)
ごく普通の高校二年生
特にずば抜けて何か出来る!とかではない平凡な人間
そんな私の毎朝の日課は一羽のカラスに挨拶すること
不思議かもしれないけど、毎朝私が部屋のカーテンを開けると一羽のカラスが屋根の上にいるの
『おはよう』って言うとカラスも『カァッ』ってまるで挨拶を返してくれるみたいに鳴いてくれる
そのまますぐに何処かへ飛んで行ってしまうけど、また次の日の朝には屋根の上にいるのが分かってるから私はいつもカラスが飛び立つのを見送っている
でも…まさかあんな事が起きるなんて思っても見なかったけど…ね?
そう…あの日までは…
ごく普通の高校二年生
特にずば抜けて何か出来る!とかではない平凡な人間
そんな私の毎朝の日課は一羽のカラスに挨拶すること
不思議かもしれないけど、毎朝私が部屋のカーテンを開けると一羽のカラスが屋根の上にいるの
『おはよう』って言うとカラスも『カァッ』ってまるで挨拶を返してくれるみたいに鳴いてくれる
そのまますぐに何処かへ飛んで行ってしまうけど、また次の日の朝には屋根の上にいるのが分かってるから私はいつもカラスが飛び立つのを見送っている
でも…まさかあんな事が起きるなんて思っても見なかったけど…ね?
そう…あの日までは…