極上な溺愛に、ご注意を。
#00.プロローグ

 *
 ・



〝俺が慰めてあげよっか〟



涙が溢れそうな私に
冗談交じりの低音ボイス。




幼なじみという一定の距離が
当たり前だと思ってた。



だけど、私の前に現れたキミの
優しい瞳が、なんだか寂しげに笑う姿が、

どうしようもなく気になって



あたしの、二度目の

ーーー初恋が始まったの



 ・
 *


 ーー【極上な溺愛に、ご注意を。】

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