夜は永遠に華を抱く
「いやー、歌った歌った!」
「またこようねー」
「では、良い冬休みを~」
あれから2時間。
現在P.M.7:00
歌いに歌いまくった私達は別れ、
それぞれ、帰路に着いていた。
私は友佳と帰る方向が同じな為、一緒だ。
もう、空は暗いが店や街路樹に施されたイルミネーションが眩しい位に煌めいているので、不安も何もない。
どこかの店から流れてくるクリスマスソングも気分を陽気にさせる。
思わず体でリズムを取り、歌を口ずさむ。
そうして、楽しく帰宅していると、
あ、と友佳が声を上げた。
「あれ、まっちゃんじゃない?」
「ん?あ、ホントだ」
友佳が指差す方向を見れば、我らが担任まっちゃんこと、真澄先生が。
「うわー、まっちゃんの私服初めて見たけど…色っぽ~い」
確かに、いつも学校で見るラフなジャージ姿の真澄先生の姿は今は無く、
私服といっても、これからパーティーにでも行くのだろうか、
明らかに外行きの黒いワンピースを着た真澄先生がいた。
「またこようねー」
「では、良い冬休みを~」
あれから2時間。
現在P.M.7:00
歌いに歌いまくった私達は別れ、
それぞれ、帰路に着いていた。
私は友佳と帰る方向が同じな為、一緒だ。
もう、空は暗いが店や街路樹に施されたイルミネーションが眩しい位に煌めいているので、不安も何もない。
どこかの店から流れてくるクリスマスソングも気分を陽気にさせる。
思わず体でリズムを取り、歌を口ずさむ。
そうして、楽しく帰宅していると、
あ、と友佳が声を上げた。
「あれ、まっちゃんじゃない?」
「ん?あ、ホントだ」
友佳が指差す方向を見れば、我らが担任まっちゃんこと、真澄先生が。
「うわー、まっちゃんの私服初めて見たけど…色っぽ~い」
確かに、いつも学校で見るラフなジャージ姿の真澄先生の姿は今は無く、
私服といっても、これからパーティーにでも行くのだろうか、
明らかに外行きの黒いワンピースを着た真澄先生がいた。