♥同居人は♥オカマです!
私はすかさずそれに反応したが、聖司くんはどうでもよかったのか、何が何に似ているのか答えなかった。
私もそこまでして聞きたい事でもなかったし、聞かないでおこう。
*聖司*「いえ、なんでもありません。
おや、話している間にかなり時間がかかってしまいましたね。」
え!?私は自分の後ろの壁にかかっている時計を見た。あれから一時間くらいたっている。
*歌凛*「あ、ごめんなさい。こんなに長居するつもりはなかったんですけど。
そろそろ、私は部屋に戻りますね」
*聖司*「ええ」
いけない!服の準備なにもしてなかった!
服をゴールデンウィーク明けまでに作らなきゃいけないなら、なるべく早く取りかかった方がいい。
私は少し慌てながらしびれた足で立って、ドアを開けた。聖司くんの部屋を出て、廊下に出る。
と、すぐ近くに、蓮司くんが壁へもたれ掛かっていた。
もしかして、聖司くんに用があったのに、私が邪魔しちゃっていたのかも。
*蓮司*「歌凛は…歌凛はすごいね。
優しくて、人の心をすぐ開く」
*歌凛*「れ__」
蓮司くんは、私が話しかける前に早足で自分の部屋へ戻っていった。
聖司くんの部屋へ行くつもりじゃなかったのだろうか。
じゃあ、私の考えが外れたのだとしたら、何をしに来たのだろう。
私は少し疑問を感じながら、蓮司くんと同じように自分の部屋へ向かっていった。