夏恋



「どうしました!?」

「痴漢でーす」

「何を言う!私は何も…」

「では事情を聞かせてください。
痴漢をされた方はどなたですか?」


行ったほうがいいよね…

せっかく助けてくれたんだし…


「は、はい」

「では、こちらへ来てください」


そして、私とおじさんと男の人は事情聴取へと向かった。

サキには向かっている途中で電話をして、サキとは後で合流することになった。


「あ、あの…」

「はい?」

「本当にありがとうございました…」


あたしを助けてくれた男の人にお礼を言った。

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