姫と年下王子たち
「当ったり前♪」
翼と絢斗は、先に向かった。
「しゃーないなっ。あっち戻るか!あ、ひなちゃん写真ありがとーな!」
「ううんっ。足は大丈夫なの?」
「ヘーキ、ヘーキ♪」
俺は笑ってみせる。
実はリレーが終わってから、ズキズキが止まへんけど…。
でもそんなこと、ひなちゃんには言えへんっ!
俺は痛む足を庇いながら、クラスへ戻ろうとしたとき…。
翼と絢斗は、先に向かった。
「しゃーないなっ。あっち戻るか!あ、ひなちゃん写真ありがとーな!」
「ううんっ。足は大丈夫なの?」
「ヘーキ、ヘーキ♪」
俺は笑ってみせる。
実はリレーが終わってから、ズキズキが止まへんけど…。
でもそんなこと、ひなちゃんには言えへんっ!
俺は痛む足を庇いながら、クラスへ戻ろうとしたとき…。