姫と年下王子たち
すぐに電話に出たのは、タカシだ。


タカシは俺より年齢が1つ下で、最近黒龍に入った。

愛嬌があり、俺のカワイイ弟分。


『今から、俺の女を探してほしいんだ』

『確か…、ひなの姐さんでしたっけ?』

『そう!』

『でも俺、姐さんに会ったことないんで、どんな人かわからないっす…』


タカシの言う通り、ひなを知らなければ探しようがなかった。


えっと…、ひなの特徴はー…。
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