姫と年下王子たち
けど俺も、自分でひなを探し始めた。



ひなん家から、駅までの道を走った。


見落とさずに走ったつもりだが、ひなはいなかった。


…おかしいな。

まだ彼氏ん家か?


…ん?彼氏…?

もしかしてっ…!



俺は、とある河原に向かった。


この河原は、悲しいことがあったり、落ち込んだときに、ひながたびたび立ち寄る場所だった。


俺は、単車を停める。
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