姫と年下王子たち
ひなの彼氏を探すことなんてこと、俺には容易くできる。
そいつに会って、一発殴ってやりたいっ…。
が、ひなはそんなこと望んでいないはず。
俺が今してやれることは…。
辺りを見回すが、なにも思いつかない。
ふと、ひなの耳についたリボンのピアスが目に入った。
俺はひなの耳に手を伸ばし、そのピアスを外した。
「これ、もういらないだろ?」
「…え」
そいつに会って、一発殴ってやりたいっ…。
が、ひなはそんなこと望んでいないはず。
俺が今してやれることは…。
辺りを見回すが、なにも思いつかない。
ふと、ひなの耳についたリボンのピアスが目に入った。
俺はひなの耳に手を伸ばし、そのピアスを外した。
「これ、もういらないだろ?」
「…え」