姫と年下王子たち
頭の中でなにかが閃き、同時に桔平と顔を見合わせる。


「小6と付き合ってたのかよーっ!!?」

「それは犯罪やでっ、涼!」


中学受験するエリート小学生を狩るなんてっ。


こいつもなんだかんだで、やることゲスいな〜!


すると涼は空いたワインのビンで、俺たちの頭を小突いた。


「バカか」

「イテッ!」

「…え。ってことは…?」

「高校受験でも、中学受験でもねぇとなると…」
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