姫と年下王子たち
「俺、寝る」


そう言って涼は、空いているソファーのスペースに寝転んだ。


涼はマイペース。

周りの空気とか、そんなことはあまり考えていない。


飲みたいときに飲んで、寝たいときに寝るってヤツ。



涼が寝たあとも、俺と桔平で飲んでいた。


いい感じに酔っ払ってきた。


しかし突然桔平が、その酔いも醒めるようなことを口にした。


「俺、女遊びやめたから」
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