姫と年下王子たち
なんだよ〜…。

つまんねーのっ!


俺は、持っていた缶ビールを飲み干す。


ふと真後ろには、ひなが無防備な顔をして眠っていた。


空いたビールの缶を、コトンとテーブルに置く。



…そんなに酔っているつもりはなかった。


どちらかと言うと、ゆっくり飲んでいたからシラフに近かった。


けどひなを見てたら、自分が止められなくて…。


…そっとひなにキスをした。
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