姫と年下王子たち

涼side

「秋月さん、まだー?」

「今、行くー!」


俺は、今日も着替え終わったあと、休憩室で秋月さんを待っていた。



帰り道。

俺と秋月さんは、いつもの道を歩く。


「さっき店長から聞いたよ。これからもcoco-toを続けるんだってね」

「うん!だから、よろしくねっ」

「ふ〜ん。いじめてやろーっと」

「どうして、そうなるのよ〜っ」

「冗談だって」
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