姫と年下王子たち
理由は知らないけど、秋月さんが落ち込んでいることはハッキリとわかった。


俺は気になって、店長に聞きに行った。


「店長!秋月さんとなに話してたんすか?」


すると店長は、俺の問いに顔を曇らせる。


「実は…」


そう言って、店長はまた口を閉じた。


なんだか、話づらそう…。


「さっきの5番テーブルのオーダーミス…。あれ…秋月ちゃんだったんだよ」
< 1,231 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop