姫と年下王子たち
なんと、秋月さんが遅刻してきたのだ。


遅刻だなんて、今までに一度もなかったのに…。


「…遅れてすみません」


秋月さんが頭を下げて、ホールに入ってきた。


そして客のピークが過ぎた頃、秋月さんは店長に連れられて休憩室に入って行った。


また、店長からのお叱りか…。

店長も叱りたくて、叱ってるわけじゃないんだけどな…。



店長が休憩室から出てきて、俺が入れ違いに中へ入る。
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