姫と年下王子たち
たまたま、芝田さんのポケットに入っていた可能性もある…。


まだ、芝田さんを完全に疑うことはできなかった。



それから俺は、なぜか秋月さんのことが気にかかった。


シフトが被っていない日は、ミスをやらかしてないだろうかと、まるで自分のことのようにヒヤヒヤしていた。



そして、次に俺が出勤の日。


秋月さんもいっしょだった。


…よかった、クビになってなくて。
< 1,249 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop