姫と年下王子たち
「ほんとにっ…!?」

「ほんと」

「そうなんだー!!」

「だから、前にも言ったけど、俺、秋月さんの裸なんかに興味ないから」


これっ、よく覚えておいて。



「ありがとう、長谷川くんっ!!」


そう言って、秋月さんは俺の両手をガシッと握った。


涙で顔がくしゃくしゃになっていたのに、ホッとしたらすぐこれだ。


秋月さんって、喜怒哀楽が激しすぎるっ。
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