姫と年下王子たち
俺が部屋に押し入る前に、外国人の部屋と間違ったことは…絶対に秘密っ。


じゃなきゃ、プッと噴く程度では済まされなさそうだから。



そんな風にしてじゃれ合ってから、俺は秋月さんにココアを出した。


フーッフーッと何回も息を吹きかけて冷まし、ようやく一口飲んだ。


秋月さん、猫舌か。


「そのあと、カズヤさんどうしたの…?」

「もう、その話はいいだろっ」
< 1,486 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop