姫と年下王子たち
そしたら、顔に問題集を押し付けられた。


「はい!勉強するよっ!!」


どうやら、バッグを取りにきたわけではなさそう。

というか、そもそもバッグを忘れて出て行ったことにも気づいてへん様子。


戻ってきたひなちゃんは、一皮むけたみたいにやる気満々やった。


「え〜…。俺とのお遊戯はー?」

「この問題集が、今日で全部終わったらね!」

「そんなん無理やーん!」
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