姫と年下王子たち
そんなこと、あってたまるかぁー!!


「「ちょっと待ったー!!!!」」


俺と桔平は、同時に立ち上がった。


「それは俺が許さねぇ!!」

「そうやで!涼だけ抜け駆けなんかズルいでっ」


すると涼は、俺らの必死な顔を見てフッと笑った。


「なら、この勝負…乗る?」

「乗ったぁー!!」

「当たり前やーっ!!」


涼の宣戦布告をきっかけに、俺たちの恋の戦争が幕を開けた。
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