姫と年下王子たち
「…お、おうっ!!」


望むところだっ。


「…わかったで!」


あのおちゃらけな桔平も、このときは真剣な顔付きだった。


無理な選択を提案してきた涼自身も、その条件は同じなんだよな。


…涼は、顔には出さないけど。


俺の心臓はバクバクしていた。

きっと他の2人も、俺と同じでバクバクしているはず。



「明日、だれが秋月さんと付き合っても恨みっこナシっ。文句もナシっ」
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