姫と年下王子たち
俺たちは駅に向かい、電車に乗る。



「じゃ明日、正々堂々と勝負な!!」

「うん」

「ほなな~!」


電車の中で別れを告げ、それぞれの駅で降りた。



俺は家に帰ったあと、すぐに告白の言葉を考えた。


劇のセリフの再確認そっちのけで、その言葉を暗記しようと必死だった。
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