姫と年下王子たち
制服を着て、スクールバッグを肩からかけて学校へ向かう。


まるで、高校生に戻ったような気分になった。



11時、桜乃高校正門前。

桜高には、次々と他校の生徒が入って行く。



11時20分。


「…おかしいな~」


11時に桜高前に集合のはずだったのに、一向に友だちが現れない。


~♪~♪~♪~♪


すると、あたしの携帯が鳴った。


画面を見ると、その友だちからだった。
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