姫と年下王子たち
桔平くんは、なぜかそんな長谷川くんに向かって、あっかんべーというように舌を出していた。


てっきり長谷川くんは、そのままメイクに向かうのかと思いきや…。


「あっ。桔平…ちょっと」

「ん?なんや?」


桔平くんを呼び出して、なにか耳打ちしているようだった。



話が終わったのか、長谷川くんはさっききた女の子に連れられて、劇の準備へ向かった。


そして、桔平くんはあたしのもとに戻ってきた。
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