姫と年下王子たち
長谷川くんってインテリ系だから、そういう役が似合いそう!



時計を見ると、もう12時だった。


辺りの照明が落ちて、暗くなる。


「ひなちゃん、お待たせー♪」


桔平くんは、あたしの隣に座った。


「翼、裏におったわっ」

「そうなんだ!」


そんな話をしているうちに、体育館内にアナウンスが響く。


『お待たせしました。次は2年3組、“交換日記”です』
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