姫と年下王子たち
「…そ、そうかぁ~?」

「うん!なんて名前のコ?」

「…美姫やで」

「へ〜!どんな漢字で書くの?」

「“美しい姫”って書いて、“美姫”」


美しい姫…。

まさに名前の通りだと思った。


桔平くんは、ああいうコがタイプだと思ったけど、イマイチ反応が薄かった。



劇の流れは、絢斗と美姫ちゃんが交換日記を通して、徐々にお互いに惹かれていくというものだった。
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