姫と年下王子たち
周りを見ると、あたしの他にも涙を流している人がたくさんいた。


絢斗のくせに、人を感動させるなんてっ…。


でもこの話…、感動する゙よ゙~…!!


あたしの涙腺は緩かった。



そして、劇終了。


パチパチパチ…!!


周りからは、大きな拍手が沸き起こる。


「…よ゙かった!よ゙かったよ゙~!!」


涙で視界がおぼつかないまま、あたしも拍手をした。
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