姫と年下王子たち
「ね!翼、絢斗っ」
「「ん?」」
2人が同時に振り返る。
しかし2人の手にあったものは、中身がなくなったトレイだけだった。
「…えー!!?全部食べちゃったのーっ!?」
…あり…えない……。
「だって、腹減ってたし」
「残してって言ったじゃん…!!」
「え?そんなの聞こえなかった」
「それでも、フツーは残すでしょー!!」
「ねーちゃん、なに怒ってんだよ?なくなったもんのために」
「「ん?」」
2人が同時に振り返る。
しかし2人の手にあったものは、中身がなくなったトレイだけだった。
「…えー!!?全部食べちゃったのーっ!?」
…あり…えない……。
「だって、腹減ってたし」
「残してって言ったじゃん…!!」
「え?そんなの聞こえなかった」
「それでも、フツーは残すでしょー!!」
「ねーちゃん、なに怒ってんだよ?なくなったもんのために」