姫と年下王子たち
「秋月さんにはナイショっ」


そうして、3人はどこかへ行ってしまった。


ふと体育館の中を覗くと、中央にステージが設置されていた。


「次に、なにが始まるの?」


あたしは、翼に尋ねる。


「とっておきのイベントっ」

「とっておきの…イベント?」


なにか翼も、勿体ぶっているような気がする。


「ほら!ねーちゃんは、メイク直しに行くっ」


翼に、トイレに案内された。
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