姫と年下王子たち
みんなこんなに近くにいたのに、その気持ちにまったく気づかなかったなんて…。


やっぱりあたしって、鈍感なのかな…?


でも、なんか…嬉しいな。

こんなあたしを、好きになってくれてるなんて。



『…さて、気になる返事はっ!?一体、だれを選ぶのでしょうか!?』


あたしにマイクが渡された。

そのマイクを持つ手に、自然と力が入った。


突然の告白だったけど…。
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