姫と年下王子たち
「…俺の、今までの努力が……」

「俺も、この2人と…同レベってことか」


顔を上げると、3人は放心状態だった。


『…え、え~っと、まさかの展開でしたが、告白大会のルールなので、握手をして終わりましょう!』


司会者があたしの背中を押しながら、3人のところへ引き寄せた。


桔平くんから順番に握手をする。


「…ごめんね、桔平くん」

「全然っ、…大丈夫やで……」
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