姫と年下王子たち
翼は横で、呆れたように笑ってた。



そこへ…。


「…みんないる?」


なんと、ひなちゃんが現れた…!


「ひなっ!」

「秋月さん!」

「ひなちゃん!!」


ついさっきフラれたとはいえ、俺らの心拍数は一気に上昇する。


「…こ、これ。お詫びっていうか…なんていうか……」


ひなちゃんは俯きながら、コンビニの袋を差し出した。

袋の中には、ジュースが入ってた。
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