姫と年下王子たち
涼side
「おっはよ~♪」
ようやく、待ち合わせ場所の東川(ヒガシカワ)駅に、上機嫌の絢斗が到着した。
「遅い」
「ごめん、ごめ~ん!」
ペロッと舌なんか出して、悪びれる様子もなく。
俺と桔平は時間通りにきたのに、絢斗は10分遅れ。
まぁ絢斗が遅れることを見越して、集合時間を早めに設定したんだけど。
今日は月曜日で、普通の平日。
だが、今週は“体験授業生”の期間。
ようやく、待ち合わせ場所の東川(ヒガシカワ)駅に、上機嫌の絢斗が到着した。
「遅い」
「ごめん、ごめ~ん!」
ペロッと舌なんか出して、悪びれる様子もなく。
俺と桔平は時間通りにきたのに、絢斗は10分遅れ。
まぁ絢斗が遅れることを見越して、集合時間を早めに設定したんだけど。
今日は月曜日で、普通の平日。
だが、今週は“体験授業生”の期間。