姫と年下王子たち
絢斗も、桔平に負けじと記入した。


となれば…。


「じゃあ、もちろん俺も」


明煌…大学……、っと。


申込み用紙にそうに書き込んだ。


そうして、俺、絢斗、桔平は、明煌大学に体験授業生として通うことになった。



明煌大学は、東川駅の目の前にある。


学校から渡されている、体験授業生の証明のカードを首からぶら下げる。


「大学って、すごいよな~。めっちゃ大きいやん!」
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