姫と年下王子たち
第13章 ナイショのオシゴト
ひなside
あたしは、翼がお風呂に入っている隙に、そっと家を抜け出した。
上を向くと空気が澄んだ夜空に、星がキラキラと輝いていた。
冷たい北風が、肌に当たって痛い。
そんな痛さを忘れさせるかのように、街はクリスマス一色に飾り付けされていた。
ショップの前には、サンタやトナカイの置物があったり、ガラスにシールが貼られていたり。
イルミネーションで華やぐ表通りを抜けて、サラリーマンや学生が行き交う飲食街に入った。
上を向くと空気が澄んだ夜空に、星がキラキラと輝いていた。
冷たい北風が、肌に当たって痛い。
そんな痛さを忘れさせるかのように、街はクリスマス一色に飾り付けされていた。
ショップの前には、サンタやトナカイの置物があったり、ガラスにシールが貼られていたり。
イルミネーションで華やぐ表通りを抜けて、サラリーマンや学生が行き交う飲食街に入った。