姫と年下王子たち
リイナちゃんでペーペーなら、あたしは一体どうなるんだろう…。



午後8時、fairy開店。

それと同時に、たくさんのお客さんが来店してきた。


「マナちゃん。5番テーブルで、ミヨちゃんのヘルプね」

「…はっ、はい!」


あたしは待機の席から、背筋をピンと正して立ち上がった。


「マナちゃん!リラックス、リラックス!」


そんな緊張でガチガチなあたしに、リイナちゃんは声をかけてくれた。
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