姫と年下王子たち
「…突然、こんなに立て続けにごめん…。でも私…、ひなしか頼れる人がいなくてっ……」

「由香里…」


頼られるのは嬉しいけど…。

額が額だけに、即答はできなかった。


すると由香里は、驚くべきことを口にする。


「…このままだと、私っ……。モデルの仕事を…、辞めないといけないの…!」


由香里の頬に、涙がとめどなく流れる。


「モ…、モデルを辞める…!?どうしてっ!?」
< 2,017 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop