姫と年下王子たち
突然の俺の発言に、驚きを隠せないひな。


「お前が自分で稼ぎたいって言うから、今日1日でその20万を稼げばいいと思って」

「そんなっ…」

「勘違いすんなよ?俺はひなに、金をやるんじゃないんだぜ?俺はただここで、好きな女を指名して、好きに酒を飲むだけなんだから」

「…絢斗」

「それなら、問題ないだろ?」


俺からの金を受け取れないなら、ひなを指名でドンペリを頼み続ける。
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