姫と年下王子たち

涼side

「ふわあぁ~…」


coco-toの出勤前に、早く着きすぎたから休憩室にいると、大あくびして秋月さんが入ってきた。


「おはよう、秋月さん」

「…あっ、おはよ~」


秋月さんは、眠たそうに目を擦る。


「どうしたの?寝不足?」

「う~ん…。そんな感じかも~」


そう言って、更衣室に入って行った。



バイト中。


俺がキッチンに、出来上がったチョコレートケーキを取りに行くと…。
< 2,289 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop