姫と年下王子たち
その反対に、こんな寒いにも関わらず、薄着で生足のギャル。


たくさんの人が集まって、長い列をつくっていた。



「よーし!俺たちも並んで、とっとと神様にあいさつしようぜっ」


元気な絢斗に、若干眠たいあたしは黙ってついて行った。


あたしたちは、背の高い男の人の後ろに並んだ。


「あとで、おみくじも引こうぜ!」

「…はいはい」

「去年は、ただの吉だったからな。今年は絶対、大吉狙いだ!」
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