姫と年下王子たち
そして、その隣にいた男の人もあたしの方を向いた。


「あ、秋月さんだっ」


…ということは、この2人……。


「桔平くん!!長谷川くん!!」


どうりで、前にいた男の人の背が高いわけだ。


長谷川くんは黒のハットを被っていて、後ろから見ても気づかなかった。

桔平くんに関しては、ノルディック柄のオシャレなニット帽を被り、鼻まで隠れるくらいのネックウォーマーをしている。
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