姫と年下王子たち
せっかく決まった就職先なので、棒に振るわけにはいかない。


だから、お姉さんを1人にするのが心配なのと、長谷川くんも学校を辞めなくてすむので、お父さんとは別で、二人で暮らしているとのこと。



「ま、姉貴は彼氏ん家に泊まってばっかだし、あんま家にはいねぇから、ほとんど一人暮らし同然なんだけど」

「そうなんだ…」

「じゃあ、俺帰るわ」

「うん、気をつけて」
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