姫と年下王子たち
…しかし、応答はなし。

虚しく時間だけが過ぎる…。


ヒュー…!!


それにこの吹雪の音の方が大きくて、あたしの声なんて聞こえているのかどうか…。


…ど、どうしよう……。

こんなところで、1人なんてっ…。


この吹雪も…いつ止むのかもわからない……。


恐怖と孤独で、どうにかなってしまいそうだった。


だけど、1人でなにかができるわけでもなく…。
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