姫と年下王子たち
だから、まぁ大丈夫だろ。


「わかった?」

「…えっと、メモを…」

「そんな暇ないから」


これくらい、メモに書くんじゃなくて頭で覚えろよなー…。


「長谷川くん!手伝って!」

「はいっ。今行きます」


芝田さんに呼ばれた。


店が満席になったから、新人に一から教えている場合じゃない。

俺も早く行かないと。


それに新人とはいえ、使えるなら少しは役に立つ。
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