姫と年下王子たち
まずは、秋月さんに慣れてもらわないと。



「わからないことがあったら、だれでもいいからスタッフに聞いて」

「はい…」

「じゃあ、あそこの新規のお客さんにお冷やとお手拭き出して、オーダー聞いてきて」


俺は実践が大事だと思い、さっそく秋月さんに新規の客を任せた。

そして俺も、別の客のところへ…。


横目でチラチラと秋月さんの様子を窺っていたが、なんとか接客できているようだった。
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